令和7年4月15日、福井本店にて、広撚株式会社の創業95周年記念式を執り行いました。
式は、本社社屋の食堂に社員が集合し、藤原社長のスピーチから始まりました。

1930年、世界恐慌後の大混乱期に、広撚は北陸・福井の地で産声を上げました。混乱期という意味では近年の繊維業界も同様で、歴史のある企業の業界撤退や事業譲渡がありました。世界に目を向ければ、アメリカによる自国の関税引き上げ発表に端を発した貿易戦争が、繊維業界はもちろん、様々な産業や業種に影響を及ぼそうとしています。
そんな厳しい状況ではありますが、「新たな時代を切り開いていくという気概を持って、100周年に向かっていきたい、皆さんの奮起をお願いしたい」という社長の力強い言葉に、私たち社員も大いに励まされました。

続いて、永年勤続者表彰が行われました。
 
今回の表彰者は、30年勤続が1名、20年が2名で、それぞれ社長から賞状と記念品が贈呈されました。
代表して30年勤続の社員からスピーチがあり、「これからも感謝の気持ちを忘れず仕事に頑張りたい」との言葉がありました。

95周年は、節目の年であるとともに、次の大きな節目である100周年へのステップアップの年でもあります。「チーム広撚」として、これからも大きく飛躍していきたいと思います。